幼児期にかかった小児マヒで、手足と言葉が不自由な山城道克は、高校時代に江戸川区に住む洋画家「今井行輝」に師事し油絵をはじめた。マヒが残りコップすら持てない手が、キャンバスに向かうと震えが止まる。平成元年には、東京都内の身障者知人と「3人展」を開催した。翌年には24年間描き続けた油絵に区切りをつけるため、数百枚もの中から25作品を選んで初の個展を開催した。海や山が題材の風景が中心で、師の今井氏は「明るく詩のある絵、優しい人柄がにじみ出ている」と評価してくれた。「絵はぼくの生きている証・訴えたいことすべてを絵に託す」と山城。幼児の頃から絵が好きで,クレヨン・クレパスで描いていた。小学校の頃は水彩で描いて、秋の展覧会には選抜され廊下の掲示板に張り出された。中学生の頃、知人から小さなキャンバスを2・3枚貰ったのがきっかけで油絵を始めた。高校17歳の時、市川市の展覧会に「田植」f10号が入選。校長室に呼ばれ「よかったね!」と、校長先生達に褒められたことが描く励みに成った。

湿原p100 ’82蒼樹展

岬の朝p100 ’95 20周年記念蒼樹展


矢切りの渡しp100 第25回蒼樹展                        
キャンバスと向かい合う油絵画家山城、烈しい情熱と激しい優しさが醸し出す色への挑戦、だれもが持っている心のふるさとがそこにある。

       東尋坊p50 ’83蒼樹展

君が浜p100  毎日新聞社賞’93蒼樹展

浜辺s100  ’94蒼樹展

夕凪p20  ’95蒼樹会選抜展           

          いもり池p80  第27回蒼樹展

夕沼p100 ’98第23回蒼樹展

豊海p100  東京都議会長賞’91蒼樹展                
       mail お気軽にお問合せください。   山城道克アトリエ:〒272-0023 千葉県市川市南八幡5丁目11番11号
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